久しぶりのブログ更新です。
今回記事にするのはおじいちゃんばかりを描き連ねた個展、その名も寺田爺-寺田克也のおじいちゃん展!
会場は京都にあるギャラリー・トランスポップギャラリーです。
いつも寺田克也さん絡みのイベントには足を運んでいる私ですが、今回はスケジュールの都合上、現地に行くことはできませんでした。が!しかし!写真を提供してくださる方がいたので、そちらを載せつつ個展レポートとさせていただきます。
「寺田爺-寺田克也のおじいちゃん展」概要
開催日程:2019年3月23日~4月14日
会場:トランスポップギャラリー 〒606-8203 京都市左京区田中関田町22-75
>ギャラリー公式サイト
トランスポップギャラリー
レンガ調の壁面で可愛らしい建物ですが、こじんまりとしたギャラリーのようです。
実は、この会場で寺田克也さんが展示を行うのは初めてではありません。
2018年4月に開かれた「Spring pop12/春画展2」で、展示に参加しておられます。これも観に行きたかったけど行けなかったんですよねえ。この春画展については以下の記事でまとめています。
展示内容
スケッチブック(クロッキーブック?)に描かれたドローイングを、ページをそのままぺりっと剥がしたものをずらずらっと並べた展示が行われていました。
展示品の販売も行われており、開始直後から売れ行き好調とのこと。多分もうこの記事を書いた時点で、売り切れに近い状態だったのではないでしょうか。
公式Twitterによると、ラクガキ45点、ボード9点、30号キャンパス2点の展示です。おじいちゃんの絵ばっかり展示されているようですね。
何故おじいちゃんなのかは分かりませんが、昔からしわくちゃのおじいちゃんをよく描いておられる寺田さんです。ロサンゼルスでの個展では毎回女の子を描いていたので、ついに女の子を描き過ぎてしまい、絵柄が逆行したのでしょうか。(適当)
グッズ・物販
今回の個展、初出アイテムが多いのも特徴です。
寺田克也さんのこういうプライベートワークで作られたグッズは案外通販されないですし、再販される確率も低いと思いますので激レアです。転売ヤーには屈しないぞ!(決意)
サコッシュ
白黒2種販売。刺繍になってるようです。これを身につければ君もおじいちゃんだ!
グラス
犬に噛まれたおじいちゃん(個展のDMにも載ってるやつ)と、双頭のおじいちゃん(?)。
「寺田器」シリーズとはまた違うんですかね。ビールなんぞをちょいと飲むのにちょうどいいサイズらしいです。ビアタン的な?
Tシャツ
そろそろ暖かくなってきたのでTシャツの出番ももうすぐですかね。
寺田ブレンド
飲み物関連だと日本酒は何度かコラボされてますが、珈琲豆の発売は寺田克也さん史上初めてではないでしょうか。 パッケージは勿論ですが、中身も寺田さんの監修。リクエスト通りの「酸味抑え目の深煎り」だそうです。
イワシコーヒー+寺田ブレンドの販売を開始します。クリエイターであり、アニメクリエイター、イラストレーターとして世界を股にかける寺田克也氏と、いわしコーヒーの焙煎所があるきんせ旅館とのオリジナルブレンドです。パッケージのイラストは寺田氏によるもの。ブレンドは、グアテマラ、ブラジル、ルワンダ、コロンビアを中深で。シーンを問わずいつでも楽しめる味わいになっています。180g/1,300円での販売となります。
「いわしコーヒー」という自家焙煎の珈琲屋さんが、「きんせ旅館」というカフェ・旅館内にあるそうで。どんな味なのか早速取り寄せてみたいところですね。
ZINE
ZINEも販売されていたそうです。ここまで全て初出アイテムでしたが、この「I love coffe I love Ninja」はロサンゼルスのGR2ギャラリーで販売されていたものと同様ですね。ただ、日本で売られたのはここが初めてかと。(画像は自宅保管のもの)
>『I love coffe I love Ninja』についての記事
また、寺田器シリーズのZINE「MHzine001」も売られているようです。コーヒーのZINEの方はラクガキまとめという脱力した感じですが、こっちはもっとクールな作風でまとまってます。
その他、「寺田器」の販売もある模様。
寺田さんがいつぞや仰っていたのですが、寺田さんのコアなファンは線が多い絵を好んで買う傾向があるそうで。今回のおじいちゃん展は、まさに「線が多い」絵が展示されていた訳でして、コアなファンほど興奮したエキシビジョンだったのではないでしょうか。(他人事のように)
行きたかったなぁ京都。