『寺田克也SKETCH』全512ページのスケッチ&ドローイング画集

寺田克也SKETCH

さぁ出ました画集『寺田克也SKETCH』!!

画集としては2019年4月の『寺田克也原寸』以来、約2年ぶりの新作です。やっぱり画集はいつ見てもテンションが上がります。こんなんなんぼあってもいいですからね。

5月24日が発売日のようですが、なんか本屋に行ったら普通に置いてあったのでフラゲしました。

『寺田克也SKETCH』概要

寺田克也SKETCH表紙

『寺田克也SKETCH』
出版社:パイ インターナショナル
発売日:2021/5/24
ページ数:512

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読んでみた感想

絵がめちゃ多い。

絵がめちゃ多い。です。なんと512ページ。作品解説やキャプションはなく、絵がとにかく大量に載ってる感じです。この感じ…『寺田克也ラクガキング』を彷彿とさせます。ラクガキングの方は1,000ページなので、寺田克也SKETCHはその半分ほどしかないのですが、絵の密度的には同程度かそれ以上な感じもしなくもないです。

 

寺田克也SKETCHと寺田克也ラクガキング

折角なので並べてみました。サイズ感はどちらもA5(210mm)かな。『ラクガキング』のカバーが赤色の線なのに対し、『SKETCH』の方は青色の線になっているので、オマージュ的な意図もあるのかもしれません。ラクガキとスケッチって、境界線があるようでないし、『ラクガキング』の新刊と捉えてもいいのかも。

『ラクガキング』はチラシの裏に書いたメモみたいなものまで含まれた純度100%のラクガキ集でしたが、それに比べると『SKETCH』は個展作品が多いこともあって一点一点が「作品」っぽい感じがあります。見比べると『ラクガキング』の時よりもクリーチャーやマッチョっぽい絵が減って、女の子×メカの絵が増えた印象があります。キャラクター性を帯びてきた感じ(?)。

 

寺田克也SKETCHの厚み

なんとなく厚さも測ってみました。約40mm!分厚い!銃弾でも受け止められそう!

折角なので匂いも嗅いでみましたが、新品の本のいい匂いがしました。

 

掲載されている作品について

画集全体のほぼ全ページに絵が載っているので、約500作品という感じです。古いものでは恐らく2016年の展示作品も含まれている模様。2021年3月開催の個展「ゲイリーザキャット」の絵は収録されていないですが、2020年末~2021年1月開催のロサンゼルス個展「Not Funny」の絵は収録されてます。つまり2016年~2021年初頭の絵が収録されているという感じかなと思います。(もっと古いのもあるかもですが、最早分からないです)

(※2021年6月5日追記)寺田克也さんの広報Twitterによると「ここ7~8年」の絵が収録されているようですので、2013、2014年くらいからの絵も入ってるのかもです。

ロサンゼルスでの個展作品や、勿論国内での個展作品ももりもり収録されていますが、多分抜粋していると思うので、ここ5年の展示作品が全部入っている訳ではなさそうです。

同じパイインターナショナルから出ている画集『寺田克也原寸』には大型作品が収録されているのに対し、『寺田克也SKETCH』では文字通り小型のスケッチが中心に収録されています。一部、大型の絵の収録も無いわけではないですが、ほぼ小型作品でした。

 

雰囲気が伝わるように動画撮ってみました。

青一色、黒一色の絵が中心ですがカラー作品もあります。背表紙もカッコイイですね~!デザインはセキネシンイチ製作室。カッコイイ~!!(語彙力)

 

出版記念「寺田克也SKETCH展」

(2021年6月5日追記)

寺田克也さんが愛用しているスパイラルリングノート。そのメーカーである株式会社デザインフィルトラベラーズカンパニーとコラボして、寺田克也さんのオリジナルスパイラルリングノートが製作されました。さらに、そのトラベラーズカンパニーが運営する店舗、トラベラーズファクトリー(TRAVELER’S FACTORY)にて出版記念展「寺田克也SKETCH展」も開催しています。

「寺田克也SKETCH展」概要

トラベラーズファクトリー中目黒

  • 日程:2021年6月2日(水)~6月14日(月)
  • 会場:〒153-0051 東京都目黒区上目黒3-13-10
  • 最寄り:中目黒駅

 

トラベラーズファクトリー京都

  • 日程:2021年7月1日(木)~7月13日(火)
  • 会場:〒604-8172  京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2 新風館1F
  • 最寄り:烏丸御池

 

展示風景(トラベラーズファクトリー中目黒)

トラベラーズファクトリー中目黒

会場は中目黒駅から徒歩5分くらい?歩いてすぐでした。住宅街のちょっと分かりづらいところにありますが、こんな感じで看板が出ているのが目印です。営業時間は12時~20時、火曜定休(祝日は営業)らしく午前中行くと開いていないので注意。

店内の撮影はしていませんが、トラベラーズ(TRAVELER’S)というだけあって、旅のお供に持ち歩きたくなるようなお洒落なノートや筆記具、カバンなどがずらり。心が豊かになります。

 

黒板に描かれたライブドローイング

展示会場は、店舗2階!寺田克也さん直筆のゲイリーくん(とドラゴン?)がお出迎えしてくれます。黒板にチョークで描かれた大作です。これ会期終わったら消されちゃうの…?

ライブドローイングの様子は、パイ インターナショナルのInstagramアカウントでライブ配信されていました。まだ見れます。

 

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黒板のほか、展示風景は以下のような感じ。

 

寺田克也SKETCH展会場風景

普段はカフェになってるんですかね?展示用にスペースを改変しているようで、会場には画集の色校がずらりと並んでます。

 

寺田克也SKETCH展会場風景

こちらは、束見本(実際に使用する紙を、印刷していない状態で製本したサンプル)や、表紙帯の色校ですね。今の表紙の色合いになるまでに、少しずつ色合いを変えて調整が図られたことが分かります。欲しい。

 

寺田克也SKETCH展会場風景

表面

 

寺田克也SKETCH展会場風景

裏面

色校はこんな感じで両面に印刷されていて、それも絵が交互に上下逆さまに並んでいます。これを印刷所の大きい印刷機でガシガシ出力した後、ザクザクと裁断して製本していくんですねきっと。上の写真だと分かりづらいですが、紙の端の方には管理用の通し番号とかトンボ線なんかが印刷されていて、ワクワクします。

紙によってシアン(青)系のもの、黒系のもの、フルカラーのもの、など絵が分類されていて、これも効率よくインクを選んで印刷するために計算されているんだろうなぁ…などと想像するだけで、画集作りの工程を追っているような気分に浸れます。(個人の感想です)

 

寺田克也SKETCH展会場風景

木の板に描かれた直筆イラストの展示もあり。昭和レトロなガラスも相まって雰囲気があります。こういうガラスは昭和型板ガラスというらしいです。これは蔦(つた)模様。この手のレトロガラスは既に製造されてなくて現存するものしか在庫がないとかなんとか。

 

寺田克也SKETCH展会場風景

よく見ると、色校の中に直筆のおじいちゃんがいたりします。他にゲイリーくんもいました。寺田克也さんもたまに来場されているそうなので、ひっそりと書き足されているかもしれないです。(2021年6月8日追記)書き足す予定は特にないらしいです。

 

寺田克也×トラベラーズファクトリー スパイラルリングノート

寺田克也らくがきセット

こちら、会場で購入した「寺田克也らくがきセット」です。税込4,895円。

左が今回のコラボ商品、オリジナルスパイラルリングノート(税込1,320円)。サイン入り画集と、寺田克也さんオススメの筆記具3点がセットになってます。ペンは以下3種類。

 

寺田克也らくがきセット

軽く試し書きしてみた感じ。理論上、これを使えば寺田克也さんと同じ線が引けるはずなんですがそうはならなかったです。不良品かな?

 

因みに、パイ インターナショナルの公式通販でサイン本付きのスパイラルリングノートセットの販売もあるみたいです。限定50セットなのですぐ無くなるかもですが、遠方で会場に行けない方は要チェック。早速メルカリなんかでサイン入り画集が10,000円とかで転売されてるんですが、こういうのに屈しちゃダメですよ皆さん。

 

ということで、トラベラーズファクトリー中目黒の展示を観てきた感想です。コロナ禍でなければサイン会もあったんだろうなと思うのですが、仕方ないですね。京都の展示は7月からなので、関西の方はお楽しみに。

トラベラーズファクトリー通販サイトでスパイラルリングノートの購入もできます。

 

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