「えんぴつ2 モンスターと少年」寺田克也電個展、開催

さてすっかり投稿の間が空いてしまいましたが(半年!?)気にせず更新してみます。寺田克也さんによるオンライン個展(電個展)が開催!となりましたので、記事にしてみました。

最早説明など不要ですが、COVID-19の影響で多方面に「自粛」の波が来ております。アート業界もその波は直撃していますが、都内では主要な美術館が2月末から軒並み休館。苦肉の策で、収蔵作品をインターネット上で閲覧できるようにしたり、図録だけは通販で購入できるようにしたりといった試みがニュースになっていますね。

今回、寺田克也さんがリアルで予定していた個展を、この時勢に合わせてアレンジしたのが「えんぴつ2 モンスターと少年」。元々、生で展示する予定だった原画を、オンラインで高画質公開するという貴重な機会です。

 

展示概要

えんぴつ2

「えんぴつ2 モンスターと少年」

 

ギャラリーコメント

MAYAのオンラインギャラリーへようこそ!
世界が目まぐるしく変化した今、
ギャラリーが作家と共に発信するもう一つのスペースを作りました。
だれでも、どこでも、いつでも、ご覧いただけます。

MAYAでは2年ぶりとなる寺田克也さん、今回は初のオンライン先行展覧会です。
いずれ実際に原画をご覧いただく機会を…と思っていますが、
ギャラリーでは近づけない距離感で絵を見ることができるのはデジタルならでは。
こちらではググッ!と拡大して、寺田さんの線の密林を彷徨うような感覚もお愉しみいただければと思います。
(ギャラリーハウスMAYA)

寺田克也さんコメント

“というわけで前にギャラリーハウスMAYAでやらせていただいた「えんぴつ」展の続編をオンラインにてお送りすることとなりました。
詳細は説明せずともみなさん同じような状況で、その事に振り回されるこの数ヶ月だったはずです。
つらい。そしてつらさが各々の状況によって大変なグラデーションを持って迫る毎日だと思います。
今回の「えんぴつ2」の生個展(そんな言い方あるのか)をあきらめたときに、もうこの展覧会用の絵そのものも描くのやめちゃおうかな〜と頭をよぎり、実際手がぜんぜんそっちに動かない時間を結構長く過ごしていたわけですが、まあ実際問題絵を描くこと以外にやることねえや、という認識になんとか舞い戻り、じりじりとえんぴつ(実際はシャープペンと芯ホルダーだが)を動かしております。ガリガリガリ。
個展用に描こうと思ってた枚数はまだほとんどが途上なのですが、ここはひとつライブ感に転化してしまいましょうということで毎日絵を増やしていきます。
今回のモチーフは「モンスターとこども」。異形の者たちと無邪気に遊ぶこども達がこの先の未来を背負わされてしまうわけですが、できるならいい未来を手渡していきたいものだなー。

さて今回高画質の絵をそのままオンラインで閲覧できる様にしてます。無料です。商業利用(複製してお金とったり、なにかの仕事用に流用とかな)に使う場合はご連絡いただくとして、個人でたのしむ分にはプリントアウトして部屋に飾ったりしてもらってもいいですよ。
近い将来原画は原画でちゃんと展示して販売することになるとおもいます。

まーなにはともあれ興味のある方はしばし遊んでいってください。
いつかまた近日中にリアルな展示の場でお会いしましょう!”
(寺田克也)

因みに寺田克也さんのnoteでもこの展示について更新されていました。

電個展。|terra|note

 

展示内容

展示URLはこちら→(https://www.gallery-h-maya.com/online/

こちらで高画質画像が公開されています。展示作品は日々更新されているのですが、サムネイル数からいうと作品数はトータル16点?になるようです。

いつも当ブログでは、展示風景の写真を公開しているのですが、今回はオンライン開催のため非常~に扱いが難しいです。そのまま載せてしまうとただの転載だし…。

基本、作品そのものは現場で見るか、画集で見るか、取り寄せるかして現物を見ていただきたいスタンスでやっておりまして、あくまでも「雰囲気が分かる」程度にしておきたいなという。とはいえ画像を載せないと何の記事だかサッパリなので、今回はサムネイル画像を4点ほど、以下転載いたします。

 

展示サムネイル1

「人間の眼球はへんな味がして気持ち悪い。」

展示サムネイル2

「とりあえず昼飯はカレーライスとかつ丼な。」

展示サムネイル3

「あっちから来た人がさっきこっちに行った。」

展示サムネイル4

「ふんわり頭上にやってくる赤ちゃんモンスターとぼく。」

 

以下、寺田克也さんのInstagramにも作画の様子がチラリと。

 

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https://www.gallery-h-maya.com/online/

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寺田克也さんはこうした個展で作品を無題のまま出すことが多い印象ですが、今回はそれぞれ作品にタイトル(?)がついてます。脱力感200%でいいですね。

個展タイトルに「えんぴつ」とあるように、鉛筆画(厳密にはシャープペンシル)ということが分かりますね。これは、木目の表面を白くペイントした上から描いてる感じですかね。テクスチャー感がええなぁ。

モチーフは、珍しく少年とモンスターという組み合わせ。近年のロサンゼルスでの毎年の個展では、女の子の絵をよく描いておられましたが、ちょっと違った趣向が楽しめます。

 

ギャラリーハウスMAYAについて

元々、展示される予定だったギャラリーは青山にある「ギャラリーハウスMAYA」。1987年からオープンしているイラストレーション・ギャラリーとのこと。過去にも以下のような個展で寺田克也さんは参加されてますね。

 

今回の個展は、2018年の「えんぴつ」展、第二回ということですね。COVID-19が収束したら、リアルでの展示も2020年9月7日~12日の日程で実施予定とのことですので楽しみです。