銀座にある、スパンアートギャラリーにて開催中の「小松左京アート展」に行きました。
2018年 1月13日(土)~1月28日(日)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
※17日、 24日 水曜休廊 ※入場無料
銀座 スパンアートギャラリー
レビュー
SF界の巨匠・小松左京さんの作品にインスピレーションを受けた作家さんたちの合同展です。
参加作家
青井邦夫 / 浅沼テイジ / 麻宮騎亜 / イトウケイイチロウ / イマムラセイヤ / 開田裕治 / かざあな / 加藤直之 / 唐沢なをき / 児嶋都 / 寒河江智果 / 島田虎之介 / 杉谷庄吾(人間プラモ) / 添田一平 / 寺田克也 / とり・みき / 永野のりこ / 西川伸司 / 萩尾望都 / 前田ヒロユキ / ヤマザキマリ / 山田雨月
(敬称略)
ポスターになっている絵を描かれたのは、上野の森美術館にて現在展覧会開催中の、生賴範義さん。生前、こちらの肖像画を小松左京さんの奥様に生賴さんがプレゼントしたそうです。会場では、小松左京さんの若かりし頃に出版された(別名義の?)漫画も展示されていました。
寺田克也さんの作品
会場内撮影禁止のため写真はありませんが、寺田さんがFacebookに一部を公開されてます。
作品は小さめのペン画です。タイトルを失念してしまったのですが、小松左京さんの作品のオマージュになってるんだと思います。(小松左京さんのことはよく存じ上げないので、観てもよくわからず…。まだまだ経験値が足りませんね。)
作品販売もありました。
小松左京さんについて
日本のSF小説界では筒井康隆さん、星新一さんと並んで「御三家」と称され、多大な貢献をされた方のようです。2011年に80歳で亡くなられています。私もどこかで小松さんの作品に触れているかもしれませんが、分からないのが悔やまれる。小説だけでなく、「モリミノル」などの名義で漫画も発表していたようです。多彩なお方だ…。
今度、ゆっくりと小松左京さんの作品に触れてみたいなと思います。
寺田克也さんとの関連
『小松左京マガジン39号』
代表例はこちらだと思います。小松左京さんが映画製作のために設立した株式会社イオという会社が発行しているようですが、その表紙絵を寺田さんが描いておられました。2010年11月発行。
『SIGNAL vol.1』
そういえばこんな書籍もありました。(同じ単行本に作品が載っている、という意味での関連書籍です)
会期は1月28日までなので、銀座に寄る予定のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。