「テラカツショー at caiman」寺田克也個展、2020年11月21日~12月13日開催

都内のCOVID-19感染者数が過去最多を更新し久しぶりに緊張感の高まるさなか、ひっそりとブログ更新させていただきます。開き直って、のんびり更新していこうと思います。

今回は個展「テラカツショー at caiman」行ってきました!

「テラカツショー at caiman」展示概要

基本情報

テラカツショー at caimanバナー

会期:2020年11月21日(土)〜2020年12月13日(日)
休館日:祝日を除く火・水・木曜日
開廊時間:12時〜20時 最終入場19時45分
入場料:無料 ※12歳未満の方は保護者同伴
特設サイト:https://space-caiman.com/special/katsuya-terada-2020/

 

会場:space caiman

space caiman外観

 

会場は、ワニマガジン社がプロデュースするギャラリー「space caiman」。2015年にオープンした比較的新しいギャラリーで、どちらかといえば漫画、アニメなどコミック系の作家さんの展示が多い印象です。ワニマガジンだから、caiman(カイマン)なんですね。

場所は、JR神田駅南口から徒歩5分。路地を曲がっていくと現れる隠れ家のような立地がお洒落です。

 

 

展示風景

ワニマガジン社と寺田克也さんといえば長年の付き合いかと思うのですが、このspace caimanで展示を行うのは今回が初めて!のようです。会場入り口のご挨拶文にも「スタッフ一同安堵と喜びで大興奮状態です」とのこと。

 

ライブドローイング大作「テラカツショーatカイマン」

テラカツショー at caiman

画材はマッキー、キャンバス生地。300cm×150cmの大作です。いつものように紙用マッキーでがしがし描いていく様子を撮影したライブドローイング動画はyoutubeで公開中。 (以下、space caiman公式Youtubeチャンネルの再生リストです)

 

 

こちらのライブドローイングは10枚限定で複製原画も販売されていました。複製原画は、実は寺田さんがちょっとだけ加筆した一点ものになってるらしいですよ。現物を観られた方は探してみてはいかがでしょうか。(多分、絵の中央下の部分かな…)

 

その他平面作品

B1ポスター

こんな感じでB1サイズのポスターとか。

 

フォトアクリルフレーム

お手頃サイズのフォトアクリルフレームがずらっと35種類あったり。マジで値段が手頃なのでいくつか買って複数並べて部屋に飾るのもアリ。

 

テラカツショー at caiman原画

2019年の個展「ラクガキング東京」のような原画販売とか。今回のための描き下ろしです。(会期中増えてくかも)

 

立体物

ガレージキット

左から「ミルクガールの中指の思い出」、デビルマンより「寺田克也版妖鳥シレーヌ」「クトゥルフ・エヴォリューション」「メカ・エンジェル」ですね。

後者3点については以下の記事で前にちょっと書いてます。メカ・エンジェルは藤原辰弘さん、それ以外は全て塚田貴士さんが立体化したものです。

ワンフェス2018夏!寺田克也デザインのガレージキット

 

ミルクガールの中指の思い出

かつてワニマガジン社から発行されていた漫画雑誌『激漫』。その表紙を寺田克也さんが描いていたのですが、その中のひとつの絵がこれ。このガレージキットが発表されたのは2008年とか。元絵自体は2000年とかそれよりもうちょい前かな。歴史感じます。

ググってみたら当時の塚田さんの制作日誌が出てきました。

 

寺田克也×丸岡和吾 コラボ陶器

寺田克也×丸岡和吾 コラボ陶器

「ジジイドクロ」ブルー、グリーン、アイボリーの3色と、「スリーヘッド」ブラック、ブロンズの2色。ジジイドクロは限定5品、スリーヘッドは現品限りとのこと。骸骨なのにシワあるのかわいい。欲しかったけどなかなかいいお値段でした。

 

オリジナルTシャツ

オリジナルTシャツ

今回の展覧会メインビジュアルを配した新作Tシャツ

 

その他

その他に今回の新作は缶バッチステッカーですかね。あとは先日販売された「寺田器」シリーズの新作、ZINE、画集などなど。デッドストックの画集『カバー・ガールズ』も売ってましたが、2000年発売のこの画集が新品サイン入りで買えるのって多分この展示がラストチャンスですね。持ってない方は絶対買うべし。

 

…と、いう訳で展覧会初日に行ってきた記録です。15時くらいに行きましたが、まぁ感染者拡大のタイミングということもあってか人数少なめ、快適に観られました。早くコロナなんぞ気にせず集まれるように戻ってほしいところです。

本展覧会の会期は2020年12月13日まで。