寺田克也さんに似顔絵描いてもらえる神イベントで泣きそうになった話。

Tシャツラブサミット

2018年5月4日、九段下駅から徒歩10分弱のところにある科学技術館。

そこで開催されていたのは「Tシャツ・ラブ・サミット」という、Tシャツの即売会。私の一番のお目当ては、会場の一角で広げられた似顔絵イベントでした。

今回の記事はレポートというより日記な感じです。

 

イベントの概要

このイベントのことは今回初めて知ったのですが、「Tシャツ・ラブ・サミット」(以下、ラブサミ)は、2003年から毎年開催されているそうです。徐々に規模を拡大しているんでしょうね。

入場料は300円で、出展ブランドは50店超。展示・即売を行うTシャツの展示会では、日本で最も規模が大きいそうです。

「ラブサミ」公式サイト

 

豪華すぎる似顔絵ブース

今回のラブサミは、一人一枚、500円で漫画家さんからミニ色紙に似顔絵を描いてもらえるという「似顔絵ブース」が登場。

5月3日と4日の二日間開催でしたが、私が行った4日の似顔絵ブースでは、ピョコタンさん、寺田克也さん、樫本学ヴさん、カメントツさんの4名が来場していました。(やしろあずきさんも来場予定でしたが、事情により不参加)

似顔絵ブース

「寺田克也さんに似顔絵を描いてもらえる!?」という驚きのこもったツイートが、会期直前に多数出現しているのをTwitterでも観測できました。

コロコロコミックで『学級王ヤマザキ』や『コロッケ!』を連載していた樫本学ヴさん近頃『こぐまのケーキやさん』がTwitterで大反響のカメントツさん、そしてなんといってもラクガキングこと寺田克也さんですよ。(ピョコタンさんのことは、よく存じ上げず…)

ヤマザキもコロッケも読んでましたし、カメントツさんがいろいろな場所に突撃するルポ漫画も読みましたし、そもそも似顔絵を描いてもらえるイベント自体が貴重ですよ。行くしかありませんでした。

 

泣きそうになった。

勿論私も寺田克也さんに似顔絵を描いてもらうべく、意気揚々と開場時刻の11:00に会場に到着しました。

今になって思えば、この時点でとっくに勝敗がついていた訳ですが、入場待ちの列ができておりました。

「まぁ多少待っても別にいいし、似顔絵楽しみだな~」くらいの甘い気持ちでいましたが、10分ほど並んでようやく会場に入っても、まだ行列。

ここら辺でようやく焦りを覚えつつも、脳裏に「まだあわてるような時間じゃない」とチームメイトを勇気付ける仙道をイメージしながら何とか自我を保っていました。

 

 

 

 

…と、ここまで書けばもう結果は見えているので書きますが、整理券もらえませんでした。

泣きそうになりましたが、大人なので我慢しました。

ほかの漫画家さんは50名分の整理券が配布されましたが、寺田克也さんだけ100名分まで整理券を急遽増やすという神対応。それにも関わらず一瞬で整理券はけちゃいましたね。

整理券をゲットできた人たちに聞いた感じでは、開場一時間前に並んでも整理券が60番台とか70番台とか?当日は時間切れで100名まで似顔絵を描き切れなかったそうなので、開場時刻に現場に着いた時点で試合は終了していた訳です。

一日中似顔絵を描き続けた漫画家さん方は大変だったでしょうね。

 

バイキングでランチして帰った。

似顔絵の整理券を貰えなかったショックでTシャツを物色する元気も無くなり(買う気満々だったんですけど)、科学技術館地下のレストランで家族連れに囲まれてバイキングを貪りました。

ラブサミを舐めていたというか、寺田克也さんの人気を舐めていた。奇声をあげる子供たちを横目に見ながら、現実を受け入れようとしていました。

食事が喉を通りませんでしたが、何とか完食。因みに大人1,600円でバイキング食べ放題です。

大体イマドキのイベントといえば、コミケも並ぶのに徹夜禁止だったり、小さい会場での展覧会なら近隣の迷惑にならないよう開場前に並ぶのが禁止されてたりするもので、今回もそういうノリだと思っていただけに後悔が残ります。

事前に応募を募って抽選にするのが一番公平なんですかねぇ…?まぁ考えてみればこのくらいの規模の会場で、周囲も公園になっていて並ぶスペースがあるようなイベントなので、行列くらい覚悟で行くべきでしたね。反省です。

しかし、寺田克也さんのマニアとして、こんなことでは諦めません。勝つまでは。(?)

 

以上、歯切れの悪い記事になりましたが、いつかどうにかして寺田克也さんに似顔絵描いてもらおう!という謎の決意を固めた1日でした。(ノープラン)

似顔絵ブースに来られた漫画家の皆様、お疲れ様でした。