前回に引き続き、
※今回は過去の活動についてのご紹介
例によって日本語での告知が全く見当たらないので、
目次
Giant Robot Biennale(ジャイアントロボットビエンナーレ)
こちらは寺田克也さんが参加した展覧会。
「ビエンナーレ」
要するに「Giant Robotの2年に一度のアートの祭典」って感じですね!
因みに、3年に一度の展覧会は「トリエンナーレ (triennale )」となるようです。
Giant Robotとは
Giant Robotについては、
> GR2 gallery〜ロサンゼルスで寺田克也さんの絵が見られる場所〜
ざっくり言うと、ロサンゼルスにある、イケてるギャラリー・
Giant Robotビエンナーレの概要
Giant Robotはアジア系アーティストに強いギャラリーですが、
過去のGiant Robotビエンナーレ
2007年が初回のようです。
GIANT ROBOT BIENNALE ART EXHIBITION KICKS OFF NEW JAPANESE AMERICAN NATIONAL MUSEUM SERIES NOV. 3
その後、2009年に2回目開催。
Giant Robot Biennale 2: 15 Years | Japanese American National Museum
2013年に3回目開催。(ってあれ、ビエンナーレって2年に一回では…?あんまり関係ないんですかね。)
Giant Robot Biennale 3 | Japanese American National Museum
2015/10/11~2016/1/24の日程で4回目が開催。こちらに寺田克也さんも参加されています。
Giant Robot Biennale 4 | Japanese American National Museum
JANM (全米日系人博物館 )
このGiant Robotビエンナーレの会場が、ロサンゼルスのリトルトーキョーにあるJANM (全米日系人博物館 – Japanese American National Museum)という博物館です。GR2 Garellyからは車で1時間くらいの距離でしょうか。
全米日系人博物館は、日系アメリカ人の歴史と体験を、アメリカ史の大事な一部として人々に伝えていくことによって、アメリカの人種と文化の多様性に対する理解と感謝の気持ちを高めることを活動の目的としています。全米日系人博物館は、日系アメリカ人の体験を伝えるアメリカで初めての博物館です。日系アメリカ人に関する遺物や写真、フィルム、文書の広範囲にわたるコレクションをあつめ、さまざまな展示や教育プログラム、ビデオ、出版物の作製を通して、日系アメリカ人の物語を、全米、全世界に伝えています。博物館は、三つの架け橋を築いてゆきたいと願っています。一つ目の架け橋は、日系人とあらゆる人種のアメリカ人の間、二つ目の架け橋は日系人と日本人の間、そしてその二つの架け橋をもとにした、日米両国の人々の心に架かる第三の架け橋です。
私立博物館のようですが、第二次世界大戦中の日系アメリカ人などに関する資料も保管してあるようです。へぇ~お勉強になる。
JANMの概要については、JTB USAのサイトが分かりやすかったです。美術館というよりは、ちゃんと「博物館」っぽいイメージですかね?
寺田克也さんの作品
Giant Robotビエンナーレ4では、寺田克也さんが公開制作で3枚くらい?大型の絵を仕上げていたようです。いいなぁ、生で見たかった。
Giant Robotのinstagramアカウントにいくつか展示の様子がUPされていたので、以下にご紹介します。
ライブドローイング動画(2016/1/3)
タイムラプス動画がyoutubeに上がってました。
寺田克也さん、仕事しすぎでは???
JANMのブログ
オープニングセレブレーションの様子や、会場での制作の様子がJANMの公式ブログでも紹介されていました。
Katsuya Terada Returns This Month to Complete His Live Drawing
記事は以上です。寺田さんのLAでの活動が日本語では全然入ってこないので腰を据えて調べてみましたが、前回記事と合わせてもなかなかしんどかったです…。近いようで遠いようで近いような、海外。
今回掲載した画像はJANM公式サイトから引用しています。